さをり織りは、城みさおさんが56歳の時の発想の転換から始まりました。当時、織物といえば規則正しく均一なものが一般的でしたが、自分の織った布にたて糸が一本ぬけており、何か趣きを感じました。傷とみるか模様とみるか、見方次第で物の評価は180度変わる。キズはキズではなく織り手の個性。
すべてはその発想の転換から始まりました。 さをり織り工房~虹の森~は玉ねぎ畑の中の一軒家。織り機4台の小さな教室です。 築130年の古民家は不便ですが、とても気持ちのいい空間です。 アットホームな教室ですが、さをりの楽しさを伝えていけたら嬉しいです。 さをり織りでは自分を織るとよくいいます。 その日、その場所で、その時の感性で織るので、同じものはできないのです。 織れば織るほど自由に、解放されてわくわく楽しくなってきます。